コウノドリ第11話(最終話)名言集「チームが起こす最後の奇跡」※ネタバレあり

ドラマ

2017年12月22日放送 コウノドリ第11話(最終話) 感動の名言集(セリフ抜き出し)

 

 

—中国籍の妊婦さんが運ばれた際—

小松先生

赤ちゃんの生まれ方は万国共通!頑張っていこう!」

 

四宮の回想 —父さんから貰った「へその緒」をみて—

四宮のお父さん:俺はこの町を子供が生まれない町にはさせないこの町のお産を守ることが使命だと思っている。・・・・・ありがとなっ。。。」

 

今橋先生:今日から新井先生が再び僕達の仲間に加わってくれます。

大澤院長:新井先生!久しぶりのペルソナはどう!

白川先生:・・・院長、おデコどうされたんですか?

大澤先生:ああ、、これね、ちょっと・・・・

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大澤院長が新井先生をペルソナに異動してもらえるよう土下座しているシーン

「大澤院長:どうか新井先生をペルソナに!おねがいします!」

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今橋先生:院長先生が新井先生をペルソナに戻してくれるように頼んでくれたんです。

大澤院長:新井先生が向こうの病院のNICUに復帰するって聞いたんで、これは!っと思ってね

大澤院長:未来ある医師にはどんどん上を目指して成長ほしいからね~

 

下家先生:同期の前向きな旅立ち、応援するしかないですし・・・ただ、私が医者になってから、ん~ん、学生実習の頃からあいつが側にいなかったことがないんで・・・

鴻鳥先生:うん、そうだね。

下屋先生:鴻鳥先生・・・・・鴻鳥先生は、ずっとペルソナにいますよね?

—遠くを眺める鴻鳥先生—

 

—高山さん夫婦がダウン症候群と診断されたシーンの回想のあと—

小松先生:高山さん、何かあったらいつでもきてね。何かあったら私たちはいつでもるから

 

向井先生:高山さん、産むと決めても次は産んだ後の心配が出てくるでしょうね~

新井先生:初めての赤ちゃんてだけで、未知との遭遇。疾患の赤ちゃんだったら、さらに心配だろうし。

白川先生:特別に何かをするっていうよりも、今は肩の力を抜いてもらうことが大切ですかね。

鴻鳥先生:特別な子供の育児をするっという意気込みよりも、赤ちゃんがカワイイっていう気持ちが、湧いてくるようなサポートをすることが大事かと思います。

今橋先生:支援センターやご家族会を紹介することは出来ますが、それはあまり高山さんの負担にならないようにしないといけませんね。

鴻鳥先生:決して、押しつけにならにように気を付けます。大切なのは『見守ることだと思うので』

 

—四宮のお父さんの産科の病院で—

産科の助産師:お葬式いっぱい人が来てましたからね。この町の赤ちゃんは皆四宮先生に取り上げてもらったから

四宮春樹:産科、次の先生は見つかりそうですか?

産科の医師:いや、なかなか厳しいですよ。四宮先生が必死で守ってくれた産科だから、なんとしても残したいんだけどね。

 

四宮先生:武田さん、少なくともペルソナでの出産を希望されている以上、リスクは最小限にしておいてくださいよ。

小松先生:そうだよ!武田の赤ちゃんはみんなでとりあげるからな!

鴻鳥先生:はい。

武田先生:なんかスペシャルなお産になってきたな~♪

 

小松先生:助産師になるって決めたときにね、約束したんだ~。お互いの赤ちゃんを取り上げようって。

武田先生:私の赤ちゃんは絶対に、小松にしかとらせねえってね♪

小松先生:まっ、この子は半分あたしの子供みたいなもんだから。

 

武田先生:ちょっとびびってんのかな、今まで大変な妊娠や出産をみてきたし。あたしもそうならないとは限らないじゃない。

小松先生:あんたには私がついている。元気な赤ちゃん産もうな!

武田先生:おう!頼んだぞ!

 

 

—ダウン症のお子さんを妊娠されている高山さんを囲むシーンにて—

鴻鳥先生:高山さん、以前にもお話ししましたが、ソーシャルワーカーを通じて、ダウン症のあるお子さんをもつご家族の会を紹介することが出来ます。もしよかったら、会ってみませんか?

高山さん:会えば、少し気分が変わるでしょうか?

今橋先生:絶対に変わるとは言えません。ですが、頭の中でふくらんだイメージと、実際のご家族では、印象が違うかもしれません。高山さん、こういう詩があることをご存じですか?

高山さん:オランダへようこそ

今橋先生:ダウン症のあるお子さんを持つお母さん、エミリー・パール・キングスレイさんが1987年書かれた詩です。

 

木村さん:息子の悠馬と壮真です。こんにちわ!

木村さん:ダウン症のある子は、天使ですっとか言うけど、それだけじゃないから。小さな悪魔になるとき、あるからね。

小松先生:子供はみんなかわんないってことだね~

 

高山さん:みなさん強いなーっと思って、私も、もっとしっかりしなきゃ。。。

木村さん:なにいってんの~、最初は皆そんなもんだよ。

木村さん:がむしゃらに子育てしていく中で、少~しづつ、少~しづつ受け止めて、受け入れていったんだよお兄ちゃん世代の中にはさ、高校を出て、大学まで行ってる子だっているんだから。

高山さん:大学にいけるんですか!?・・・・すみません・・・知りませんでした。

 

木村さん:いいのいいの!み~んな知らない。知らないから、色々言われることもちろんある。それこそ親戚や友達にだって傷つけられることはある。けどね、壮真が元気にこうやって元気に遊んでることが大事。どんなつらいこと言われるより、あの子が元気ないことのほうがツライもん。

 

—高山さんの旦那さんと、木村さんの旦那さんとの会話の中でのシーン—

木村さんの旦那さん:俺は、かみさんと来たあんたは偉いと思うよ。俺は最初、ど~しても受け入れられなくてさ、でもさ、ありがちな言葉だけど、「あんた一人じゃないよ

 

向井先生:日本には良いことわざがあります、「案ずるより、産むが易し

不安になりすぎずにド~ンと構えて、そしたら意外とでっかい嵐がきても大丈夫なもんです。

小松先生:傘を忘れて家を出ても、意外となんとかなるもんだしね♪

 

 

荻島先生:やっぱり気心しれた場所で産むのが安心だって言ってくれてる。故郷だからな。

 

四宮先生:そういう協同愛とか、センチメンタリズムに左右されて、設備の整っていない場所でお産をすることは、尊いとは俺は思いません。医師一人が全てを抱えるのは、無理がある。

荻島先生:四宮、酒が足りないんじゃないのか? ほら飲めよ!

荻島先生:何をそんなに怖がってるんだ?しかめっ面はお前の本当の顔じゃないだろ。どこにいっても俺たち医者は、生と死。その狭間に立ってるんだ。どれだけ医療が発展してもすべての命を救うことは出来ないんだから。。。

 

「急いでいきたいなら一人でいきなよ、遠くていきたいなら皆でいきなよ」

 

荻島先生:アフリカの言葉。俺の先輩がいってたよ。おんなじ、産科医。場所は違っても心意気は同じ。でもそりゃ~、こっちと島じゃおんなじ設備ってわけにはいかない。けどな、どこへいっても、一人ぼっちで戦わなきゃならないって、そんなことはないんだ。

 

白川先生:今橋先生、俺、先生の一番弟子になれましたかね。

今橋先生:それはどうかな。

白川先生:調子に乗りました、すいません・・・

今橋先生:白川先生は、僕の弟子じゃない。頼りになるパートナーだよ。今日は家で眠ることにしようかな。任したよ。

 

 

小松先生:ねぇ向井さん、オランダへようこそっていう詩しってる?

 

オランダへようこそ

私はよく「障害のある子を育てるのってどんな感じ?」と、聞かれることがあります。

そんな時私は、障がい児を育てるというユニークな経験をしたことがない人でも、それがどんな感じかわかるようにこんな話をします。

赤ちゃんの誕生を待つまでの間は、まるで、素敵な旅行の計画を立てるみたい。例えば、旅先はイタリア。

山ほどガイドブックを買いこみ、楽しい計画を立てる。コロシアム、ミケランジェロのダビデ像、ベニスのゴンドラ。

簡単なイタリア語も覚えるかもしれない。とてもワクワクします。

そして、何か月も待ち望んだその日がついにやってきます。荷物を詰め込んで、いよいよ出発。

数時間後、あなたを乗せた飛行機が着陸。そして、客室乗務員がやってきて、こう言うのです。

「オランダへようこそ!」

オランダ!?オランダってどういうこと??私は、イタリア行の手続きをし、イタリアにいるはずなのに。ずっと、イタリアに行くことが夢だったのに

でも、飛行計画は変更になり、飛行機はオランダに着陸したのです。あなたは、ここにいなくてはなりません。

ここで大切なことは、飢えや病気だらけの、こわくてよごれた嫌な場所に連れてこられたわけではないということ。

ただ、ちょっと「違う場所」だっただけ。

だから、あなたは新しいガイドブックを買いに行かなくちゃ。それから、今まで知らなかった新しいことばを覚えないとね。

そうすればきっと、これまで会ったことのない人たちとの新しい出会いがあるはず。

ただ、ちょっと「違う場所」だっただけ。

イタリアよりもゆったりした時間が流れ、イタリアのような華やかさはないかもしれない。

でも、しばらくそこにいて、呼吸をととのえて、まわりを見渡してみると、

オランダには風車があり、チューリップが咲き、レンブラントの絵画だてあることに気付くはず。

でも、まわりの人たちは、イタリアに行ったり来たりしています。

そして、そこで過ごす時間がどれだけ素晴らしいかを自慢するかもしれないのです。

きっと、あなたはこの先ずっと「私も、イタリアへ行くはずだった。そのつもりだったのに。」と、いうのでしょう。

心の痛みは決して、決して、消えることはありません。だって、失った夢はあまりに大きすぎるから。

でも、イタリアに行けなかったことをいつまでも嘆いていたら、オランダならではの素晴らしさ、オランダにこそある愛しいものを、

心から楽しむことはないでしょう。

 

 

透子のお母さん「良い詩だねぇ~」

高山さん(奥さん)「私は、私なりに、赤ちゃんの子育てを精一杯頑張ろうと思ってます。けど、きっとまたやっぱりイタリアに行きたかったって思うときもあると思うんです。そんなときは、皆で支えて欲しいんです。」

高山さん(旦那さん)「俺も、一緒に精一杯頑張る。透子は一人じゃないこの子も一人じゃない俺たちの子供だ(家族に向かって)よろしくお願いします。」

透子のお母さん「この子は皆の子だものね

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小松先生:赤ちゃんなかなか降りてこないね~

助産師 :赤ちゃん、徐脈(じょみゃく)です。

小松先生:これ以上長引かせない方がいいかも。

鴻鳥先生:武田さん、帝王切開に切り替えます。

武田さん:お願いします。赤ちゃんが苦しいの嫌だから。

鴻鳥先生:オペ室とエヌにすぐ連絡して。

小松先生:武田、大丈夫だからね。

 

 

武田先生:泣いた~。助産師なのに、(赤ちゃんの)泣く姿にも泣けてきちゃった。

鴻鳥先生:いいんですよ。武田さんが、自分が助産師だからしっかりしなきゃって、プレッシャー感じて頑張ってるの、皆わかってますから。

 

 

—武田さんが大量出血したシーンにて—

四宮先生:サクラ、血が全く凝固しない。これは・・・

鴻鳥先生:子宮型羊水塞栓症(しきゅうがたようすいそくせんしょう)だ。

鴻鳥先生:クリティカルコール!救命に連絡して。子宮全摘します。全摘セットお願い。

小松先生:武田・・・・だけだ~!

加瀬先生:カイザー中の妊婦が大量出血したらしい。

四宮先生:サクラ、そっちの円靭帯をクランプしてくれ。

鴻鳥先生:ああ、わかってる。そっちは頼む、クランプアンドカットでおりていくぞ。

今橋先生:小松さん、大丈夫ですか。小松さん…。

小松先生:………大丈夫です。もう落ち着きました。

四宮先生:救命まだかー!

加瀬先生:(心臓マッサージ中に)戻ってこい、戻ってこい。

下屋先生:除細動準備しました。離れてください。チャージして!離れてください、1、2、3、はい!

小松先生:武田・・・・武田。。。私はここにいるぞ!

鴻鳥先生:戻ってこい…もどってこい!

小松先生:たけだー!生きろー!!!!!!!

「心拍再開ーーーーーー!!!」

「よっしゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」

鴻鳥先生:出血抑えるよー!!!!

 

 

 

四宮先生:命が助かって…よかったな。

小松先生:数万分の一の確率の羊水塞栓症、武田がね~

鴻鳥先生:そのまさかがありえるのが、命が生まれるってことかもしれないね~。

 

四宮先生:サクラ、小松さん。ペルソナを辞めようと思う。のとに帰る。

鴻鳥先生:四宮は、そう言うと思ってたよ。

四宮先生:向こうに行っても、そうはくの研究は続ける。金沢の大学病院に通えば、常に最新の医療の知識も勉強できる。やろうと思えば、どこでも出来るんだ。

鴻鳥先生:そうだね。

四宮先生:飛び込んでみるしかないと思ったんだ。怖がってるばかりじゃなくて。

鴻鳥先生:うん。

四宮先生:俺も、赤ちゃんが好きだからな…。

鴻鳥先生:四宮はひとりじゃない。

四宮先生:ああ。

 

小松先生:四宮先生、自分の行く道決めたんだね。

四宮先生:はい。

小松先生:よし、私も一歩踏み出そう鴻鳥先生、四宮先生、小松るみこ、ペルソナを辞めます!

四宮先生:え!?

小松先生:ふふふ、お母さんのケアに力を入れた場所を作りたいんだ。

四宮先生:お母さんのケア?

小松先生:やっぱあたしね、赤ちゃんを産む前も、産んだ後も、お母さんの、家族の人生に寄り添いたい。だからね、次はペルソナの外から、鴻鳥先生や皆を支えたい。いいかな?

鴻鳥先生:いいですよ、離れてたって、僕達が目指す場所はいつも同じだ。それに、僕はいつでもペルソナにいて、皆をつなげていく。お母さん、赤ちゃんと社会を。そして、それぞれので頑張る仲間たちをつなげていく。そういう医者に僕はなりたい。それは、赤ちゃんと、お母さんの笑顔につながってくと思うから。

また夢みたいなこと言ってるかな・・・・?

四宮先生:ん~、いいんじゃないか?夢みたいなやつがいないと、先に進めないからな。

小松先生:そっか、ペルソナいったら、いつでも鴻鳥先生が待ってるんだ。なんかそれ、家族みたいじゃん!

鴻鳥先生:そっか、ペルソナが僕の家族か。

小松先生:息子たちが立派に育って、お母さん達はうれしいぞ!

鴻鳥先生:うん、家族だ…。

四宮先生:そうだな…。

 

白川先生:今までお世話になりました。

新井先生:しっかり技術盗んで、ペルソナに持ち帰りなさいよ。

白川先生:今橋先生・・・

今橋先生:ああ、なんていったらいいのかな・・・。笑顔で送り出そうとは思ってるんだけどね。。。白川先生とは、これまで、うれしいことも、つらいことも、たくさんの思い出を、共にしてきたからね。・・・・頑張れ。

白川先生:はい。

 

赤西先生:決めました。僕は、産科に行きます。うれしいことも、悲しいこともある。だけど産科は、病院の中で唯一「おめでとう」っと言える場所だから。

鴻鳥先生:うん。

赤西先生:鴻鳥先生、四宮先生、よろしくお願いします。

 

白川先生:おおお、下屋。見送りにきてくれたんだ。

下屋先生:うん

白川先生:あ、お前やっぱ寂しいんだろ。

下屋先生:いや、寂しくないよ。だって別に一生会えないわけじゃないしさ。

白川先生:俺は寂しいよ。お前がそばにいたから、いままでやってこれた。ありがとな。。。じゃあな。

下屋先生「しらかわ!!!・・・ありがとぅ…頑張れよ!

白川先生「おまえもな!

 

四宮先生:もう何年になるかな

鴻鳥先生:大学の時からだから。

四宮先生:数えるのもいやになるな。

鴻鳥先生:そうだねぇ。ちゃんと野菜食べなきゃダメだよ

四宮先生:おまえに言われたくない。

鴻鳥先生:四宮、ペルソナは任せろ。

—四宮が手を出し、鴻鳥先生と握手—

 

 

—For tomorrow(ピアノ)の演奏の中で—

鴻鳥先生

「出産は奇跡だ」

  「 それぞれ別の場所に離れても、僕たちは、毎日奇跡のあとにいる」

     「奇跡のあとには現実が続いていく。苦しくて、心折れそうになるときもあるかもしれない」

「進む道に迷うこともあるかもしれない」

  「けれど…、僕はここにいる」

      「ここで、赤ちゃんと人生に寄り添っていく」

 

「ようこそ!この世界に!生まれてきて、おめでとう!」
            「そして、全ての命にありがとう」

 

コウノドリ第  8話「医師の決意、病院を辞めます」
コウノドリ第  9話「不育症 世界一の味方は誰?」

コウノドリ第10話「出生前診断 家族を作ると言うこと」

 

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