コウノドリ第8話 名言集「医師の決意病院を辞めます」※ネタバレあり

ドラマ

2017年12月1日放送 コウノドリ第8話 感動の名言集(セリフ抜き出し)

 

鴻鳥先生:どうした?
四宮先生:俺今、大学の早剥(常胎盤早期剥離)の防止に関しての研究をしている。
鴻鳥先生:うん。
四宮先生:知ってたのか
鴻鳥先生:つぼみちゃんのことがあってから、だろ?
四宮先生:実は、研究に専念しないかって誘われてる。国から研究費が降りたんだ。やるなら最低でも2年、現場を離れなきゃならない。
鴻鳥先生:うん、いいと思う。
四宮先生:とめないのか。
鴻鳥先生:ん?僕にとめる権利はないよ。
四宮先生:だけど、ペルソナは今明らかに・・・
鴻鳥先生:ペルソナは今関係ない。四宮が自分で、選択するべきだ。自分の行くべき道を。それにこう見えて、僕だって色々考えてるんだよ。ペルソナのこと、みんなのこと、自分自身のことも。

 

鴻鳥先生:風間さんの赤ちゃんは、生まれる産道の途中で苦しくなっていました。
白川先生:そのあと、呼吸がうまくできず。今人工呼吸器で呼吸を助けています。
風間さん:この管って取れるんですよね?
白川先生:赤ちゃんの元気が出て来れば。1日、2日で外せることが多いのですが、風間さんの赤ちゃんは人口呼吸器で肺にたくさん酸素を送っても、思ったより全身に行き渡っていません
風間さん:どういうことですか?
白川先生:赤ちゃんは『新生児遷延性肺高血圧症』だと思われます。お産のストレスで肺に血液が流れづらい状態が続いていて、低酸素になっています。今一酸化窒素吸入療法と言って、肺に血液が流れやすくなる強力な治療をしています。
風間さん:治るんですよね?
白川先生:順調にいけば、3、4日で回復します。この治療に関していえば、僕はこの病院で一番経験がありますし、学会発表等している詳しい治療ですので、安心してください。

 

四宮晃志郎:さ、食べよう。
四宮春樹 :その前に、話しておきたいことがある。
四宮晃志郎:ん?なんだ?
四宮春樹 :父さん、なんで治療に専念しないんだ。狭間院長から聞いた。ステージⅣの肺ガンだろ。
四宮の妹 :嘘でしょ・・・・
四宮晃志郎:どう〜して皆約束破るかな〜。
四宮春樹 :働きながら、治療するなんて無理に決まってるだろ。
四宮晃志郎:無理じゃない。現にやれてるからな。
四宮春樹 :そんなのすぐに破綻する。さっさと引退して治療に専念してくれ。
四宮晃志郎:バカ言え。俺が辞めたら、この町の妊婦はどうなる?
四宮春樹 :隣町に行ってもらえればいいだろ。
四宮晃志郎:隣町といってもな、車で1時間もかかるんだよ?冬には道路も凍結する。妊婦が運転すること想像してみろ。
四宮春樹 :それもそうだけど。地域医療だって限界がある。
四宮晃志郎:だから踏ん張るんだよ!水際で。俺たちが。
四宮春樹 :いや悪いけど、俺はそう思わない。人口が減ってる以上、病院の数が減っていくのは仕方がないことでしょ。集約化することで生まれるメリットもある。ハイリスクの妊婦に対応できる、高度な医療だって可能になるんだ。
四宮晃志郎:だったら、リスクの低い妊婦はどうなる?うちにだって、年間100のお産があるんだぞ。その一人一人に、生活があるんだ。毎日の暮らしがあるだよ。俺はこの町を子供が産めない町にはさせない。

四宮春樹 :・・・・・・・・・・・・・・
四宮春樹 :「だったら生きろよ!!!まず、父さんが生きることを考えるべきだろ!!!」
四宮の妹 :お父さんお願い。。。無理しないで。
四宮晃志郎:わかった・・・わかったよ・・・。しめっぽいのは勘弁だ。せっかく家族が揃ったんだ。さっ、食べよう。

※谷内夏実(四宮の妹)

 

鴻鳥先生:どうですか?体調は。
風間さん:ありがとうございます、大丈夫です。
鴻鳥先生:今日、赤ちゃんに会いに行きましたか?
風間さん:先生、赤ちゃんがああなったのは私のせいですよね?健康で、元気な赤ちゃんが産めなかったのは、私が悪いんですよね?
鴻鳥先生:誰かにそんな風にそう言われたんですか?
風間さん:いえ、、、誰も言わないですけど・・・
鴻鳥先生:風間さん、そんな風に自分を責めないでください。
風間さん:私、赤ちゃんを生んでだ時、胸がキューってなって…心の中で何度も謝ってるんです。ごめんね…ごめんね…」って…

鴻鳥先生:じゃあ、今度赤ちゃんに会うときは、こう声をかけてあげてください。「すごいね!頑張ってるね!」って。
赤ちゃんに繋がれてるたくさんのくだは、赤ちゃんが今、一生懸命頑張ってる証です。お母さんが引け目に思うことは何一つないし。むしろ頑張り屋さんの赤ちゃんを誇りに思ってください

 

四宮晃志郎:大げさに聞こえるかもしれないが、父さん、この町のお産を守ることが、使命だと思っている。だから、最後までやらせてくれ

 

—誤った診断をしてしまい、赤ちゃんが総肺静脈還流異常症と診断されたシーン—

白川先生:早見先生
早見先生:はい。
白川先生:すみませんが、風間さんの付き添いをお願い出来ますか?
早見先生:俺が?
白川先生:公団医大の先生には僕が連絡しておきます。
今橋先生:白川先生、ドクターカーには君が乗るんだよ。
白川先生:でも風間さんは俺となんか・・・
今橋先生:乗りたくないかもしれない。だけど風間さんの赤ちゃんの担当医は誰?
白川先生:自分です。
今橋先生:だったら、責任もって最後まで見届けなさい。君は過ちを犯した。自分の実力を過信して、赤ちゃんの命を危険に晒したんだ。自分の過ちから逃げるんじゃない。
白川先生:はい・・・

 

—偶然新井先生と病棟で会ったシーン—

新井先生:総肺静脈還流異常は、すぐに診断するのは難しいよね。
白川先生:俺が悪いんです。俺の責任です。
新井先生:もちろん、そんなのあんたのせいに決まってるわよ。って、誰かに言われたいんでしょ。私にも同じ経験があるから。
白川先生:新井先生も・・・?
新井先生:同じように、大学病院の先生達に散々嫌味言われて、すごく惨めな気持ちになった。その時、悔しくてこう思ったの。もっと経験積んで勉強して、どんな赤ちゃんでも見られる。無敵の新生児科医になってやる。って。結局、、、バーンアウトしちゃったけどね。。。。あの時は、迷惑かけてごめんなさい。
白川先生:いえ…。
新井先生:白川先生、医者辞めたい?辞めたいと思ってる?
白川先生:わかりません…。
新井先生:私さ、ペルソナ辞めてから、実家に転がり込んで、半年プータローしてたんだ。
白川先生:へぇ〜。
新井先生:毎日温泉入って、散歩して、時々魚釣りなんかして。
白川先生:楽しそうですね。
新井先生:そう思うでしょー?それがさ〜、そんなことないんだよね。毎日思い出してた、ペルソナにほっぽり出してきた赤ちゃん達のこと、頭から離れなかった。
私さ、今NICUを退院した子供達を外来で応援してるの。やっぱ子供が好きなんだよね〜。どんな子供にだって、未来も、可能性もあるから。自分ができることを精一杯やりたい。
白川先生:新井先生ってそんな風に笑うんですね。
新井先生:あんた私のこと何だと思ってたのよ?(笑)
白川先生:そりゃ〜鉄仮面ですよ(笑)
新井先生:こらこらあんたね〜(笑)まぁいいや〜、そろそろ帰りなよ。ペルソナの赤ちゃん達があんたのこと待ってるよ。

 

 

—白川先生を見送ったあと、鴻鳥先生との電話のシーン—

新井先生:もしもし、新井です。白川先生と話しましたよ〜。
鴻鳥先生:ありがとうございました。
新井先生:力になれたかわかりませんけど。
鴻鳥先生:皆んな新井先生に会いたがってますよ。
新井先生:私も皆んなに会いたいなっ。
鴻鳥先生:いつでも遊びに来てください。

 

—風間さん夫婦に「力及ばず申し訳ありませんでした」と謝罪し、その後白川先生が号泣しているシーン

 

今橋先生:白川先生、どうしたの?
白川先生:悔しいんです…………………

今橋先生:…………うん、「その気持ち、忘れないでね」

 

白川先生:なぁ下屋・・・俺ペルソナ辞めるわ。
下屋先生:小児循環器科か〜。あんたの言ってた上を目指すってやつね?
白川先生:違う…。先を目指すんだよ。俺、自分がどんな医者になるかってことばっか考えてて、患者に寄り添う気持ち失ってた。今回のことでよく分かったんだ。自分がまだまだペーペーだってことに。

 

 

赤西先生:今橋先生!
小松先生:どうしたの怖い顔して
赤西先生:白川先生が辞めるって本当ですか?
小松先生:何言ってるの?冗談でしょそんなの。
今橋先生:本当だよ。白川先生は小児循環器科での研修を希望しているから。
赤西先生:どうしてとめなかったんですか?!
今橋先生:どうしてとめるの?
赤西先生:だって・・・
今橋先生:人生の目的や目標、事情が変わればそんな日は必ず来るよ。
小松先生:でも、うちはただでさえ人手が足らないのに・・・
今橋先生:確かに、専門医の白川先生が抜けるのは、大きな痛手です。それでも、僕は白川先生を応援して送り出してあげたいんです。
・・・・医師として進むべき道を見つけて、成長したいと願ってる。大切な後輩の背中を押してあげたいんです。
鴻鳥先生:産科も同じ思いです
小松先生:そうね!白川先生にそんな立派な夢が出来たんだもん。応援しないとね!
今橋先生:はい!
小松先生:すぐじゃないんでしょ?
今橋先生:はい、研修先が見つかるのはすぐじゃないですから。
小松先生:じゃあ今のうち、しらぽんとじゃれあっておこ(笑)

 

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鴻鳥先生
僕たちは医者である前に、人間だ

みんな将来に悩み、迷いならが生きている

最初に敷かれた道を歩み続けるものもいれば、一度立ち止まり、また歩き出す者、交差点に差し掛かり、違う道を選ぶ者もいる

近道を探す者もいる。誰も通りたがらない道を自ら選択する者もいる

僕達はこの先どんな道を選ぶのだろう?僕にもきっと選ぶべき道があるはずだ

 

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